moguの北海道
6 野いちご
E 野いちご 2015.6.22 (月)
我が家の小さな庭に野いちごが植えてある。
去年 定山渓の奥の豊羽鉱山辺りの原っぱで野いちごを見つけジャムを造ってみると、とても風味があり美味。
これを我が家の自慢の一品にしよう・・・と採り頃の目安の為、移植したものだ。
・・・ところが何故か花が咲かない、一面に広がっているのに。
・・・というわけで、野いちごの状況を見に豊羽鉱山へドライブとなった。
定山渓を過ぎ豊羽鉱山への向うとわずかに残雪の残る余市岳が見える。このルートは、行き止りで車が少なく、風光明媚、山野草があふれ、白井川の渓流、定山渓天狗岳ありのゴールデンルートなのだ。
5月13日 春紅葉の天狗岳
6月22日ルピナスが咲く天狗岳
野いちごの群生地は豊羽鉱山の無意根山登山口の原っぱ。
もしかして甘酸っぱい赤い実が・・の淡い期待はやはりはづれ 小さな青白い硬い実をつけていた。
この状況では、7月の初めころかな・・と勝手に決め その頃収穫に来ることにした。
野いちごのある原っぱにはルピナスが咲き乱れている。多分鉱山が栄えていたころ、住民が植えたのに違いない。今無人の跡地をルピナスが守っているようにみえた。
そろそろ帰ろうかなー・・と思っていると、ばったんがウドを見つけた。
見渡すとあちこちに沢山目につく。もうこれは頂くしかない・・と。
お蔭でその夜、自然風味の「ウドの酢味噌和え」を食べることが出来た。
西岡辺りの山では競争が激しく、ごくまれに一本発見がやっと。
来年からは、やはりこの辺りまで足を延ばせなければ・・ごちそうにはありつけない・・と思い知らされたドライブでした。
おわり。
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