11月:香 川
11月12日(日)〜14日(火)
JR琴平駅
男はつらいよ第46作「寅次郎の縁談」の舞台になっている金刀比羅宮へ行くことを思い立ちました。
高松空港から、直接、琴平へ行けるバスを選び、空港のバス乗り場で止まっていたバスの運転手に聞いたところ、もうすぐ発車すると言うので、切符を買いに行こうとしました。
そうしたら、運転手が「そっちで買ったら手数料が12%も取られるので、車内で買ってくれ」と、いうようなことを言われたので、そのまま乗車出発を待ちました。
まだ、乗客は私一人でした。そのまま待っていたら、発車間際に5人ほど乗り込んできたので、6人の乗客で出発しました。
金刀比羅神社大門
バスを終点のJR琴平駅まで乗ってしまったのですが、途中の八千代ホテル前のバス停で降りて、参道へ向かったほうが良かったかもしれませんが、途中に高さ日本一の「高灯籠」や可愛らしい琴電琴平駅があるので楽しく歩けました。
絵馬堂
御本宮まで階段を上ること785段のようですが、左右の土産物屋や様々な格好をした人を見ながら登っているので大変だなという実感はありません。
御本宮から上の奥社までの道が、台風の影響で封鎖されていました。残念でした。
堀江謙一氏が世界一周の航海に使用した「モルツマーメイド号」の実物が奉納されており、やっぱり航海の神様が祀られていると、実感しました。
屋嶋城跡
西暦663年3月に白村江の敗戦を契機に建てられた城が、屋嶋城(やしまのき)だそうです。平成10年2月に発見されました。
琴電屋島駅から、へんろ道を上っていると、屋嶋城へ300mの案内板がありました。それを辿っていくと、行けども行けどもそれらしき場所に出ません。
辿り着いた城跡の看板を見ると「健脚者用」と書いてありました。
血の池
合戦に勝利した源氏が血の付いた刀を洗ったため、真っ赤に染まったそうですが、今は、紅葉が赤く染まっています。
佐藤継信の碑
案内板に「旧へんろ道」とあり、道も階段が崩れていたり、相当歩きにくかったので、誰も来ないと思っていたのですが、84番札所の屋嶋寺から85番札所の近道なので、立ち止まっていると後から来るわ来るわの驚きでした。結構、外国人の姿を見かけました。
結願まであと少しですよと、声を掛けたくなりました。
安徳天皇社
屋島で内裏を構えた場所に安徳天皇ゆかりの社が設けてありました。平家物語巻十一では、8歳の安徳天皇が二位殿に抱かれ、海底深く沈んだとあります。
那須与一が名を挙げた海は、この近くにあります。
弓流しの跡
合戦当時は、この場所が海だったようです。
義経が、流した弓を自分の名誉のために危険を顧みず拾い戻したとされる場所ですが、そんな話が広く伝わっているのがなんとも胡散臭いです。
玉藻公園
屋島から高松へ戻り、少し重くなった足を引き摺り、玉藻公園に着きました。65歳以上は、入園無料です。得した気分です。
天守閣は残っていませんが、天守台に登ると公園内が一望できます。ここで三脚のねじが外れて使えなくなったのには、困りました。
栗林公園
とうとう3日目に雨になってしまいした。栗林公園で出発までに時間をゆっくりしようと思っていましたが、入口まで行ったところで、急きょ変更しました。
後方に見える中国人と思えるグループが団体で入っていったので、嫌気がさしたのかもしれません。
香川県庁食堂
ホテルの朝食でうどんを軽く食べた時、味と喉越しに驚きました。
思わずお替りしたら、なくなってしまいました。しばらくしたら、替えが追加されました。うどんをお替りしてご飯も食べたので、お腹が重くなってしまいました。
二日目は、うどんだけにして3回お替りしました。聞いてみるとなくなったら、茹でて追加して出していました。
香川県庁の食堂でもうどんを食べました。
これだけの量でうどんが300円、天ぷら1個90円、計480円です。氷を入れるとうどんが締り、歯ごたえが良くなって美味い。
香川は、うどん県だということを実感しました。
当分東京では、うどんが食べられないようです。